• 月蝕會議 リレーコラム vol.6(エンドウ.)
  • 23-07-21

月蝕會議 6周年を記念してスタートした月蝕會議 リレーコラム!
謎に包まれた月蝕會議メンバー達の、ベールに隠された音楽観がわかるここだけでしか読むことのできないスペシャルコンテンツです。
第6回はエンドウ.から!

今月のテーマは・・・
「はじける夏!夏の音楽!」

お題を聞いて記憶を探りました。季節と結びついた音楽の記憶があまりなかったのですが、1つだけ思い出せました。高校生の頃、同級生の男4~5人で海に行ったときに、死ぬほど聴いたCDアルバムがあるんです。SNUFFというバンドの「DEMMAMUSSABEBONK」というアルバムです(今でも読み方が分かりません)。ビーチに持っていったラジカセで丸一日このアルバムをかけていた記憶があります。今でも「JEEP ラジカセ」などでググれば画像が出てくるレトロで武骨なラジカセでした。ビーチでオラついて、爆音でパンク(メロコア?)を流していればイケてると思っていたのでしょうか。今となっては全く恥ずかしいですが、そんなことをしている自分たちが最高に輝いているように思えたのは事実です。収録された全14曲でたった35分程度のアルバムでしたが、朝から晩までリピート再生して、再生部分に砂でも入り込んだのか、たった1日で傷だらけのズタボロになってしまいました。海から帰ってすぐに同じCDをもう1枚買ったことを覚えています。お金も無い高校生の分際で、同じアルバムを買い足したのは後にも先にもこの1枚だった気がします。で、この文章を書くにあたって久々に聴いてみたんですが、悲しいことに特に感動は無かったです。でも当時はこんなのも好きだったんだな、という微笑ましい気持ちにはなりました。ジャケットは最高に好きです。確かこのジャケットが好きで、CD店でジャケ買いしたんです。当時はいっつも知らないバンドをジャケ買いしてました。